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なぜ技術書類を作成するのですか?」と聞かれたらあなたはどう答えますか?
実は、答える立場によって、回答はさまざま。開発者にとっては、開発過程で生み出されたしかるべき書類であり、設計した製品を、実際に製造するには欠かせない書類です。回路図は製造工程を実現するための重要な書類であり、部品表は、製品の材料となる部品を仕入れるには欠かせない書類です。
一方、輸入事業者の場合はどうでしょう?多くの輸入事業者が、技術書類の存在をないがしろにし、単に「認証業務に必要な書類」であると、捉えている傾向にあるようです。しかし、電気用品安全法における「届出事業者」の責任を思い出してください。すべての「届出事業者」は、製造または輸入する電気用品について、「技術基準」に適合するようにしなければならないのです。つまり、輸入品の場合、製品の安全確保は、海外メーカーだけの責任ではない。むしろ、法的には、輸入事業者に課せられる責任のほうが大きいのです。
海外メーカーから試作品は受け取ったけれど、回路図も部品表も何もない・・・。こんな状況は極めて危険です。万一、市場で製品のトラブルが発生した場合、部品のこともわからない、回路のこともわからないで、御社はどのようにトラブルを対処しますか。トラブルが起きてから海外メーカーを追及しても、相手の逃げ足は予想以上に早いものです。
書類は製品の安全性を証明する大切な証拠。試験データと技術書類は、安全性についての「記録」そのものです。「技術書類は認証のためのもの。認証が終ったら、はい、さよなら」という考えは今すぐ消し去ってください。技術書類の作成は念入りに、書類自体の詳細と品質を高めること。また、その保管方法にも気を配ることが、安全への取り組みの第一歩です。
認証には、回路図、部品表、マニュアル、部品についての情報などが要求されますが、段取りの良さを追求するのなら、見積段階に書類が揃うことを目標としてください。口頭で概算を聞き出すのも一つの手。しかし、確実な予算取りには、認証のコアとなる試験費用を見積段階から正確にはじき出せるに越したことはありません。技術書類の準備はお早めに。特に、海外から製品を輸入する事業者の皆様におかれましては、海外メーカーとの交渉における、早めの情報収集が理想です。
また、海外へ輸出する際も同様、書類の作成はとても重要。とくにCEマーキングにおいては、自己宣言するにあたり、「Technical Document」の作成が義務付けられています。
PSEジャパンでは、技術書類の作成をサポートする「関連書類の作成支援サービス」を提供しております。詳しくは、弊社営業部までお問い合わせください。
海外メーカーに書類を要求しても、なかなか出てこない。そんな状況に陥っていませんか?考えられる要因は二つ。一つは、伝える側の理解が低いため、相手に伝わらないケース。もう一つは、伝える側が正確でも、相手の理解度が低いというケースです。また、この混合であるケースも、実は少なくありません。
「どうも、話が噛み合わないな」と感じたら、PSEジャパンにご相談ください。まずは、御社の技術における理解度を確認し、課題を整理します。次に、御社のお取引先の(海外メーカー)理解度をチェック(必要に応じて、現地で指導いたします)。互いの理解度を確認したところで、さぁ、本題の「書類づくり」とまいりましょう。ゴールが明確になったなら、あとは情報の交換と、作成に専念するのみです。
※弊社の支援サービスは、書類の作成そのものを請け負うものではありません。お客様、およびお客様の取引先である海外メーカー様に、書類の必要性、概要をご理解いただき(必要に応じて、書類の書式などを提供します)、混乱した技術情報を整理することを目的としたサービスです。何卒、ご了承ください。
操作方法の確認時とエラー対応以外には注目されない運命のユーザーマニュアル(取扱説明書)。しかし、これには使用環境や危険取扱い事項といった製品安全に欠かせない大切な事項が記載されています。また、安全規格(技術基準)には、取扱説明書への記載事項が述べられており、この要求を満たすことも製品の安全を確保する上で重要な任務です。
PSEジャパンでは、ユーザーマニュアルの作成支援および翻訳サービスを行っております。ユーザーマニュアルについては、お客さまにご提供いただいた製品情報をもとに、実際に、弊社で作成するサービスも行っております。
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