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残留電圧の測定試験(感電の危険の検証)

   

最近問い合わせで電安法の試験ってどんなことをするのか?という漠然とした質問を受けることがあります。技術基準適合確認の安全試験を電話で手短かに説明することは至難の業です。
「しっかり、該当する技術基準を読んでもらうしかないですねぇ・・後はコンサルを受けて頂きませんと・・」・としかお答えできません。
試験ご依頼いただいた製品に対する試験項目が多岐にわたり試験されることを説明受けて、「ほぉ~そんなにたくさん試験されるんですか?」と改めて大変さを実感されるているようです。
 
技術基準適合確認の安全試験の試験項目を少しでもご理解頂くために、少しづつご紹介していこうと思います。
なぜ、試験費用がかかるかご参考にして頂ければと思います。
 
今回は残留電圧の測定試験(感電の危険の検証)についてのお話しです。
 

残留電圧の測定
消費者が電気製品の通常使用で電源プラグを引き抜きいた直後に、そのプラグの刃に触れたときに一次側回路のコンデンサに蓄電された電荷による感電防止のために、プラグの刃に残留する電圧を測定し安全性を確認します。
 
 Discharge.JPG
プラグの刃を触ったら ”ビリビリ”ってきたら怖いですよね。 これでは困ります。
それがないかどうかを確認するのがこの試験です。 
 
 
試験方法
機器に定格電圧を加え、ピーク電圧で機器を電源から切り離してから1 秒後にプラグ刃間の電圧が45V 以下(電気用品安全法 省令第一項別表八)である事を確認します。 通常、手作業によりプラグを引抜きますが、電圧の最大値を測定する必要があるため、10 回程度繰り返す事が望ましいとされています。
 
※ 電源を切り離してから測定するまでの時間や安全電圧のレベルは規格(技術基準)により異なります。
感電の危険に関わる項目ですので電気用品安全法 省令第一項別表八等、IEC60950-1、IEC60335-1、IEC60065 など殆どすべて技術基準で要求されている試験項目でもあります。
差し込み刃側から見た回路の総合静電容量が0.1μF以下であるものについては、感電の危険を伴うとはみなさないとされています。
 放電チャート.jpg
製品設計する場合、ライン間に0.1μFを超えるような大きな容量のコンデンサを入れる場合、自然放電しない場合、放電抵抗を入れ、残留電圧を下げるようにしなければなりません。

 
技術基準適合確認の安全試験とはこのように、実際に技術基準(規格)で要求されている確認項目をひとつづつ試験で確認して検証していくことです。技術基準(規格)で要求されている確認項目はまだまだ多岐に及びます。
 
 
別の説明も参考にしてください。
 

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