先日、お客様と打ち合わせをしていて大変興味深いお話を聞きました。
とある電気製品のサンプルを台湾から空輸した時のこと。
日本に届いたサンプルを開けてビックリ。
外郭は乱れ、中身が壊れ、サンプルが散々な形で到着したというのです。
台湾側の梱包の仕方が悪いのではないかと、緩衝材を増やしたり、外箱を改善するよう台湾メーカーに申し出たりといろんな手をつくしました。
が、しかし…。どんな手を使っても、毎回中身はぐちゃくちゃ。ヒドイ時には衝突で出来た傷とは思われないような「壊れ」や、電源線を引っこ抜いた後までありました。
そこでようやく気付いたのです。
壊れた外郭や電源線、箱の中に散在した内蔵部品は、輸入におけるいずれかの段階に意図的に行われたのだ、と。
最近では、テロ対策や何やらと、空路による電気製品の輸送にも警戒体制がひかれているらしく、
例えば、一見して箱型のいかにも時限爆弾を連想させるような機器などの場合、「念のため」、あらゆる接続線を断線しておこうということなのでしょう。
それにしても、ニッパーなどで断線されているのならまだしも、「引っこ抜き!」や「むしり取り!」の無残な方法で断線されていることが多いというのです。
全部バラして部品で空輸したら、台湾メーカーが梱包したそのままの形で到着したそうです。
私も飛行機にはよく乗りますが、最近では機内持ち込み荷物の制限が厳しいですよね。
化粧品などの液体物の制限もあり、遠距離の海外旅行ともなれば、男性よりも女性客が大変なのだそうです。
もちろんセキュリティ第一。厳しく取り締まっていただけるほうがよいのですが。
電気製品とテロ対策…。
まさか、テロ対策が我々の身近なところにまで及んでいるとは思いもよりませんでした。
