こんにちは、PSEジャパンの櫨山です。
もうだいぶ前の話になりますが、ゴールデンウィークにかねてから気になっておりました「吉本新喜劇」を観に行ってまいりました。急に思い立っての観劇でしたので、難波グランド花月のチケットは売り切れ。辛うじて京橋花月のチケットが手に入りましたので、午後の公演を観劇することができました。
さすがに連休ともなれば、ご老人からお子様まで会場は満席です。
どの演目も面白く、久しぶりに腹をかかえて笑いましたが、私が特に気になったのは月亭八方さんのお話でした。
家庭内での「事業仕分け」についてのお話です。奥様方に仕分けられる旦那様方。たばこ代や昼食代、さらには仕事帰りの一杯まで事業仕分は続きます。縮小されることもあれば、廃止を宣告されることも。
そういえば、最近我が家でも仕分け作業が進んでおり、まずは、喫煙の廃止が勧告されたところでした。このまま第2弾、第3弾の仕分が進めば、そのうち「廃止」を言い渡されるのではないかと、心配しているところです。
「仕分け」つながりでお話しますと、電気用品安全法に係る業務にも公益法人の影が見え隠れしております。
昨年末に民間の1社が偽装、偽造で経済産業省から登録取り消しになり、現在では国内登録検査機関である全5社のうち、2社が財団法人、1社が社団法人、残り2社が民間(外資系グループ会社)という内訳です。
今さら私が言ったからと怒られることもないでしょうが、この業界でも何かと財団法人に利権が集中していることは皆様もご存知のとおり、全く周知の事実です。
市買試験も毎年JETが一億・・千万円落札するわけですし、お役所とツーツー、カーカーになっていたからといって、別に驚くこともありません。あまりこれ以上言えば、私の立場も危ないですから、あぁ~くわばら、くわばら。
さらに、いただけない傾向として、規格に係る情報が一部の人間にしか公開されないというのは、これまたやっかいな話です。
工業会の規格案が未だに慣例で認められていたり、外圧における緩和が認められていても、それが一部の人間にしか公開されない。また、非公開に運用が変わっていたりするわけですから、なんともいただけない話です。
委員会で人づてに聞いた「そう・・・らしい」など、各界にはドンがいて、ドン様が決めたことが、人知れず「慣例化」されるわけです。
規格(案)がもう何年も引きずられており、技術基準が改正されてもそれが正式に盛り込まれることもない。
(案)がいつまで続くのか?もう忘れさられているのか?いや、いつでも外せるように非公式な案は案のままなのか?
そこで提案ですが、それならいっそ、公益法人にもっと介入権を持たすというのはどうでしょうか。仕分けなんか、なんのその!堂々と公益法人の力を強めればいい。
経済産業省の担当部署だって、少人数でやっていらっしゃるわけですから、
それでいて万人に公平なインフラを整備しろ、というのは到底無理な話です。皆様が思っている以上に、ご担当者にはシワよせがきているはずです。だから、なにかと公益法人の意見を聞いたり、力を借りているというのが実情ではないでしょうか。
市買試験だって、民間なら全く割に合わない仕事ですよ。だから公益法人にお願いするより仕方ない。こうしてみれば、公益法人に頼らざるを得ないシステムがいつの間にやら出来上がってしまったわけですから、全部仕方のない成り行きだと思います。
とはいえ、政権も変わったわけです。ここらでちょっと手直しとはいきませんか?
IECEEのような団体を作って、これを堂々と公益法人化し、情報の共有と整備に特化するというのはいかがでしょうか。もちろん、経験のある方に天下っていただいて、学識者の先生方にも加わっていただいて、意味ある組織をつくりあげるのです。なにも絶対に天下ってはいけないと頑なに拒む必要もなく、本当に皆のためになる整備をしていただけるのであれば、文句の言いようもありません。
インフラ整備や情報の共有を行うのが「名目」ではなく、実際にそれをやっていただけるのであれば、どっさり公費をつぎ込んでもよろしいのではないでしょうか?
今の体制のように、「官から民へ」といいながら、公益法人が認証をして、市買試験を行い、役所との繋がりが強くなる。細かいことは非公開で決めて慣例化し、人知れず時を経ると、それが特権化される。これではおのずとそこに利権が集中してしまうのは仕方ありません。
こんなことを言えば、情報は全部公開しているよ、あなたの情報収集に問題があるのでは?と反論もあるでしょう。
えぇ、公開していらっしゃいます。
しら~っと、隠れるように、紙切れ一枚、いつの間にか人知れず…。
ここらですっきりやりましょうよ。
中途半端な不公平を取り除くため、公益法人には認証検査機関をやめていただいて、インフラ整備と市買試験に特化していただくのはいかがでしょうか。もちろん、お役所との深く、強い、繋がりは今までどおり、いや、それ以上に生かしていただき、コントローラーの役を務めていただけばいいのです。
だから蓮舫さん、電気用品安全法に係るところの事業仕分は絶対にしないでいただきたい。
この業界にコントローラー役の公益法人は必要です。
逆にもっと公費を投じて、インフラの整備に役立つ組織作りにするため、公益法人のありかたについて「見直し」をかけていただけませんでしょうか。「たてまえ」に反した中途半端な利権が集中しないように、公益法人に意味あるお金を「もっと」落としていただきたいのです。

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