こんにちは、PSEジャパンの櫨山です。
ちょっと涼しい日が続いてますね。
夜はエアコンも必要ないほどで、寝苦しい夜をようやく脱しました。
このまま秋に突入してくれればよいのですが…。
さて今日は、先日行ったセミナーの様子をお伝えいたします。
韓国の電機メーカー開発者が参加する研修ツアーの一環として行われたセミナー招かれ講演をいたしました。
皆さんもご存知の大手メーカー他、総勢15名が名古屋で研修を行うとのことで、今回はLED照明を題材にお話しさせていただきました。4日間の日程で、LED照明について広く学ぶという内容です。私の他に、日本の大手メーカーからも講師を招いて情報の交換と勉強を行います。
わざわざ日本にまで来て、4日間みっちり勉強するわけですから、本当に勉強熱心ですね。
私の順番は初日でしたから、参加者同士のディスカッションも盛んに行われ、多くの質問も飛び出しました。
特に皆さんが興味を持たれたのは、電気用品安全法における「対象・非対象」の判定について。LED照明においては、その判断が難しく、以前にこのブログでもご紹介したように、電気用品により対象になる製品とならない製品が存在します。
また、直管型LEDの外付けになっている電源の取り扱い、安定器の取り扱いについても質問が多く出ました。
「特定電気用品」と「特定電気用品以外の電気用品」をみながら、「特に危険とされる製品」とは一体何なのか?技術的にその見解は不明確ではないのか?という当然ながらの質問も飛び出します。
現在、対象外となっている直管型LED照明や、電球型LED照明についても強制ではありませんが、日本に納入するのなら、ぜひとも安全性を確かめていただくよう強くお願いいたしました。
今回の参加者が興味を持たれたのは、彼らのビジネスパートナーである日本の仕入先がどのような基準の安全性を求めているのか、またその背景にはどういう市場動向があるのか?ということです。
最近では、消費者のことを考えて、対象外製品におけるLED照明についてもその安全性を確認する傾向にあります。その証拠に、官公庁や都道府県の入札においても、JIS Cの規格を適用するなどして製品を試験することが求められるのも確かです。
このほか、天井ソケットの耐荷重に対するLED照明の重さ、電源部における絶縁の取りかた等には特に時間をかけました。温度制御については、翌日にヒートシンクに関する詳細な講演が行われるということで、触りだけをお話させていただきました。
参加人数は非常に少なかったものの、今回のセミナーで私が一番驚いたのは、参加者どうしのアクティブな交流です。参加者どうしのディスカッションがとても多い!
私の発言をうけて一人の若手参加者が質問します。それに対して通訳さんが訳してくれるのですが、上手な通訳でも質問が的を得ないことがあります。そうした時に年輩者が質問者に語りかけ、質問の筋をまとめます。それを通訳に説明し、私に伝える。頻繁にホワイトボードに絵を描くなどして、質問の意図が明確になるまで会場全体が私を巻き込んでディスカッションします。
また、参加者の中で一人が理解すれば、残りの人に教えてあげます。
互いに助け合ってグループで理解しようとしているのです。各メーカーから参加しているので、みんな初対面なんですよ。私の順番は初日の午前でしたから、参加者どうしの付き合いもつい昨日始まったばかりです。
通訳がとても上手なお陰もあり参加者とのディスカッションがはかどりました。
とても楽しいセミナーになりました。
日本とは少し違うセミナーの空気です。
エアコンの効きが悪かったせいもあるかもしれませんが、とてもアツい!空気でした。
主催者の了解を得て、様子を紹介いたします。(写真)
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