こんにちはPSEジャパンの櫨山です。
今年もサラリーマン川柳ベスト10が発表され、テレビでも話題になっています。
子供や妻、上司を題材にした哀愁漂うサラリーマンの心情を謳っており、毎年楽しみにしています。
ここで私も一句。
「おーいお茶!振り向いたのは ボトルだけ」
「おーいお茶!」と言ったところで、妻も娘も知らん顔です。
「おーいお茶(ペットボトル)」を、人知れずひっそりと飲むわけです。
話はがらりと変わり、今日は久しぶりに度肝をぬかれた「強気発言」について。
とある場所で雑談をしておりますと、非常に驚かされる現状が耳に入ってきました。
床暖房の製造業界ではすでに有名な話のようで、ある業者の強気な発言に同業者も困惑ぎみなのだとか。
ご存知のとおり、床暖房を構成する電熱シートは製品として完成している場合は電気用品安全法においては特定電気用品以外の電気用品 電熱機器-「電熱シート」にあてはまります。
つまり、技術基準に適合していることを確認するために製品評価試験を受けなければなりません。これまでにもご紹介しているように、床暖房に限らず電熱器具の場合は、直接、火災や火傷につながる恐れもありますから、温度コントロールには特に気をつけなければなりません。
シートの材料がPTC素材でできている訳ですが、PTCと言えども温度制御が暴走した場合を想定してサーマルプロテクションをいれて2重の温度安全保護を施しているのが最近の考え方でもあります。
しかしこの業者は製品評価試験を受けるどころか、正当な手続きをとっている同業者を非難する始末。
もちろん電気用品安全法 特定電気用品以外の電気用品である丸PSEマークはありません。
「他社製は製品のそもそも危険性が高いからサーマルプロテクションを入れなければならないのです。当社のような安全な製品にはプロテクションなど必要ありません。」とお客様に説明。
実際その構造はサーマルプロテクションを入れず、タイマーのみで制御しているということです。
おぉ、なんとアジア的な発想!
これまでの経験からいえば、アジアメーカーはこうした理屈を並べたがります。とくに中国は平気でこういうことを言って、日本の輸入事業者に粗悪品を売りつけます。
驚かされたのは、これが日本メーカーだということ。
日本にもこんな理屈が通用すると思っているメーカーが現存するなんて。
本当に驚きです。
そもそも、安全性が100%ということは絶対にありません。
どんな安全設計された製品でも、万一のことがあり得るのです。
また、いくらプロテクションを重ねても、やはり100%はあり得ません。たとえば、プロテクション部品自体に不良があったらどうしますか?万一の確率で、その不良が全部品で重なったらどうしますか?
それを、わけのわからない理屈を並べて、自分が法を遵守することなく、正当な手続きを踏み、対策を施している他社製をけなしてまで自社製品を客先にアピールするなんて・・・。
温度プロテクションの必要性を理解していて、コストを削減するためにこうした理屈を並べているなら本当に悪くどさを感じます。一方、安全性のコンセプトを一切理解せず、根拠なき自信がそうさせているのなら、残念としか言いようがありません。
そんな根拠なき強気な発言には、櫨山が対抗しますよ。
「このやろう、あさって来やがれ!」
おっと、「おととい」の間違いでした。
来ないでくださいよ、明後日は出張でおりませんから。
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