2008年10月


新幹線電光掲示板S.jpgのサムネール画像こんにちは、PSEジャパンの櫨山 です。

最近一月の半分以上は出張で飛び回っています。関東、東北方面が多いので、どうしても移動に新幹線を使います。 もちろん 東海道新幹線では EX-ICカード。
予約も非常に便利になりました。インターネットでアクセス。好きな座席も画面から取れます。
新幹線は通算して何回くらい乗ったでしょうか? ちょっと数えきれません。
最近では、ちょっと、うとうと居眠りして、ふと窓の外の景色を見ただけで、今どこを走っているかすぐわかるくらいになりました。
 
新幹線車内の客室入口の扉の上にある電光掲示板には『ただいま掛川駅付近を通過中です』とかいう車内案内とか『○○新聞ニュース』とかいうニュースの他に企業の宣伝メッセージが流れますよね。私はいつもよくあの電光掲示板でニュース、天気予報を読んでいます。
 
この電光掲示板の広告も結構な数の人の目に入るんだろなぁ。と思って見ていました。

うちの会社 PSEジャパンも広告流したら、そのうち何%の人が関連する仕事についている人たちだろう?って漠然と妄想を抱いたりもしていました。
 
それから、何故か電光掲示板広告のことが気になって調べてみました。宣伝広告費。
驚くことなかれ!なんと半年で 1,200万円なり。
ただただ びっくらこいてしまって、妄想も一気にふっとんでしまいました、それからは新幹線乗るたびに、お~この電光掲示広告一回 10秒1万円なり。。かと思って見ています。
大手の企業はさすがにすごいんだなぁ。自分ところの企業説明だけ、将来のビジネス ヒントのキャスティングにこれだけの金額の投資をしている。脱帽!

秋桜.jpgのサムネール画像  

こんにちは、櫨山です。
 
季節もすっかり秋になり、早くも歳の暮れを感じる季節になりました。秋桜(コスモス)があちこちに綺麗に咲いています。
紅白歌合戦を観たのはつい最近・・・のはずなのに、街の中心では早くもクリスマスモード。店頭にはクリスマス商品が並び始めているようです。
 
電気に関連したクリスマスグッズといえば、やはりクリスマスイルミネーションでしょうか。最近ではお店だけでなく、一般家庭でも気軽に楽しめるようになりました。昔に比べて価格もお手頃。おもちゃ屋さんやデパートでも簡単に買い求めることができます。
 
そういえばつい最近、BSワールドニュースを見ているとこんな興味深いニュースがありました。フィリピンの経済担当大臣が、クリスマス時季を前に中国からの粗悪密輸入品の摘発を視察したというニュースです。街の青空市場を大臣が歩き回り、粗悪品を視察。クリスマスイルミネーションの差し込みプラグの入力刃が根元でポキポキ折れる様子を見せながら、中国粗悪製品を批判していました。恐るべし、中国の粗悪品、フィリピンでも問題となっている。
 
「30分も使えばたちまち火事になるだろう。」と大臣自らがコメントしながら、フィリピンのICCマークの必要性を訴えています。
 
ここで取り上げられたクリスマスイルミネーションの価格は30ペソ(日本円で約60円)。確かに、30ペソの製品に30分後に家を焼かれるなんて、たまったものじゃありませんよね。
 
確かに日本でも、以前、中国製のクリスマスイルミネーション(装飾用電灯器具)が問題になったことがあります。線が細い、プラグが折れる、ショートして火災の危険がある…etc.
 
さらに、一番気になるのは防水の問題です。
屋外で使用する機器には防水加工が施されなければなりません。技術基準では、充電部に水が浸入しないことを確認するためのIP試験を行わなければならないことも定められています。
 
しかし、それを怠っている製品がどれほど多いことか。使用環境を「室内専用」とし、その責任を逃れてしまうというものです。でも、「室内用」としながら、店頭では外での使用を想像させるような展示方法がとられている。
 
クリスマスイルミネーションなんて、どう見ても室内外兼用と思うのが普通です。わざわざ仕様書や説明書を隅々まで読んで、これは室内用だから、屋外も兼用だからと店頭で吟味している人なんて見たことありません。それをわざわざ「室内用」と小さくマニュアルに書いたりするんです。ホント、けしからん話です。堂々と屋外使用を認めて、防水もチェックすればいいじゃないか。
 
チカチカ点灯するクリスマスライトだけではなく、スノーマンやトナカイさんのライトも同じです。あれを外に飾って外壁をデコレーションしている家もありますからね。
 
以上、ちょっと気の早いクリスマスのお話でした。
あなたの家のクリスマスイルミネーション、防水構造になってますか?

金木犀.jpgこんにちは、PSEジャパンの櫨山です。

毎朝会社の駐車場の前を通ると金木犀がいい香りで本格的な秋の訪れを伝えてくれています。
毎年、この時期になると本当に月日の経つのが早いなぁと感じます。
 
今日は、電気用品の使用環境について。
 
電気用品の安全性を検証する時、その基準となるのがいわゆる規格(技術基準)です。
電気用品安全法では、届出事業者に当該電気用品の技術基準適合確認を義務づけています。
技術基準では、あらゆる使用環境を想定して、安全性の基準を設けているのですが、実は技術基準では想定されていない使用環境は十分に存在します。
 
例えば、こんなケース。
電気ケトル(電気用品名:電気湯沸かし器)をご存知でしょうか。
忙しい朝の風景に、子供でも簡単にお湯が沸かせちゃうというコマーシャルでお馴染みの
「(CMソング)あっというまにすぐに沸く…♪」がその代表といえます。
 
お湯を沸かすための電気ケトル。
でも、沸かせちゃうのはお湯だけではないということを開発する側は知っておかねばなりません。
 
何を隠そう、私の友人のアメリカ人は、電気ケトルでラーメンを料理します。
インスタントラーメンをポキポキ割って電気ケトルに入れ、水を張って調理します。
それから、缶詰のチキンヌードルスープやクラムチャウダーを電気ケトルに入れて、平気で煮立ててしまいます。食べるときは給湯口からドボドボとボウルに注ぐという、なんとも合理的な料理方法です。
 
もちろん、汚れた電気ケトルは水でジャバジャバ丸洗い…。
 
こうした製品の場合、技術基準に基づいた安全性試験では溢水(いっすい)絶縁試験を行います。水があふれた場合電装部に入り込み、感電の危険がないか調べるための試験です。
 
でも、技術基準で想定するのは、水があふれ、こぼれが原因で電装部に入り込む程度の水です。
つまり、ジャバジャバ丸洗いによる水の浸入は技術基準の「想定外」ということになります。
 
でも、でも、でも、でも、そんなの関係ねぇ!とばかりに、世の中の奥様方はそんなことはお構い無し。安い製品なら、「壊れてダメ元だわ」くらいの感覚で、開発者の想像を絶する勢いで丸洗いを繰り返します。
 
壊れるだけなら、いいんですよ。でも、心配なのは、次に電源を入れた時の感電の危険です。ですから、製造する側は、こうした「想定外」の使用環境を考慮して「丸洗い厳禁!」を本体や取扱説明書に記して呼びかけるなど、消費者の注意喚起することが必要なのです。
 
電気用品を技術基準に適合させることは当たり前!更なる安全性を求めるには、技術基準が想定しない使用環境も考えて開発に取り組まねばなりませんね…というお話でした。
 

 

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