2008年9月


たこ焼き屋.jpgのサムネール画像こんにちは、PSEジャパンの櫨山です。

今日は私の住んでいる関西地方のお話を2つ。
 
1つ目は「たこ焼き」。
皆さんは「たこ焼き」は好きでしょうか?
関西では「たこ焼き」が有名です。特に大阪ではちょっと歩けばたこ焼き屋さんの看板にぶつかります。まさに食文化の代表選手です。
でも出張で地方に行ってもほとんどたこ焼き屋さんの看板にぶつかることはありませんね。
 
関西人の家では、必ずと言っていいほどたこ焼器があり、家庭でみんなでたこ焼きを焼く・・というのが関西の一般家庭の風景です。
たこ焼き器は 電気のタイプとガスのタイプがあります。「電気たこ焼器」は電気用品安全法の対象機 – 特定電気用品以外の電気用品でもあります。
 
私ももちろん関西人! 急に食べたくなるときがあり、よく買って食べます。たこ焼き.jpgのサムネール画像のサムネール画像
小学校の頃からよく買っていたことを思いだします。確かあのころは3個10円だったと思います。よく10円玉を握りしめて近くのたこ焼き屋さんに買いに行ってました。
今は8個300円が相場のようです。
 
大阪の南、難波、特に難波 花月(吉本新喜劇)のまわりはまさにたこ焼き屋さんの激戦区でもあります。劇場の開場前になるとたこ焼きを買って食べながら新喜劇見ようと長い列を作っています。 もうたこ焼き屋さんはその時間になると「必死パッチ」でたこ焼きを焼きまくります
 
2つ目の話です。
「必死パッチ」という言葉。
最近 阪神タイガースの矢野選手がヒーローインタビュー(お立ち台)でのキメ台詞で一躍有名になった言葉かもしれませんね。 
「必死のパッチでした!」
関西人はよくこの言葉を発します。 実は私も小さい頃からこの言葉に慣れ親しんできた一人です。
でも意味は最近まで知りませんでした。
将棋用語? 強調用語? 諸説いろいろあるようですが、関西人には意味はどうでもいいのです。語感がいいんです! 一生懸命頑張る感じが伝わればいいんです! それが好きなんです。
 
さぁ また月曜日から 「必至のパッチ」で頑張ろう~!
 

 こんにちは PSEジャパンの櫨山です。

今日は電気用品安全法「市場買い上げ試験」についての紹介です。
たまたま、経済産業省配信の定期メールの中の「平成20年度事故情報の評価・分析及び事故防止
モニタリング(電気用品安全法特定製品安全性等調査確認)」という入札の通達記事(9月17日付け)に目が止まりました。
 
通達に関してリンクは以下のとおりです。興味がある人は是非確認してみてください。
 
平成20年度事故情報の評価・分析及び事故防止モニタリング(電気用品安全法特定製品安全性等調査確認)
 
平成20年度事故情報の評価・分析及び事故防止モニタリング(技術基準改正に係る特定製品安全性等調査確認)
 
経済産業省は法執行の為、実際に電気用品の市場買い上げを行い、技術基準適合の再確認試験を行っています。
電気用品が技術基準に適合しているかどうかを確認するのは届出事業者の責任ですから、それを販売する時点で、
適合・不適合についての経済産業省のチェックはありません。経済産業省は、市場に出ている電気用品を買い上げて、
届出事業者による電気用品安全法上の義務が果たされているかをチェックしているのです。
 
入札の通達と言っても、資格は国内登録検査機関に限られていますので、誰でもが入札に参加できるわけではありません。
すなわち、市場買い上げ試験は、電気用品安全法 国内登録検査機関が経済産業省に代わって行うというものです。
 
市場買い上げ試験で行われる内容を簡単にまとめてみました。

►市場より買い上げた製品が電気用品の技術上の基準に関する省令第1項、第2項技術基の各項目につい ての適合をテストして確認する。

       つまり、再度対応する技術基準に従って試験をして適合性を再確認するということ。
 

►技術基準等に対して不適合が発見された場合、不適合箇所の内容をまとめ不適合箇所問題点を明らかにする。

        S: 直ちに回収等の必要あるもの
        A: 危険度は低いが複数の改善の必要のあるもの
        B: 危険度は低いが改善点が見受けられるもの
        C: 特段改善を要さないもの
 

►適法表示がなされているか調査する(電気用品安全法施行規則第17条)

 つまり、

          特定電気用品なら、
                              1)菱形PSEマーク
            2)適合証明書の交付を受けた登録検査機関の名称
            3)届け出事業者名
       特定電気用品以外の電気用品なら、
            1)丸PSEマーク
            2)届け出事業者名
             近接表示されているかどうかの確認がなされるということです。

►製品の製造事業者又は輸入事業者の事業者名及び連絡先をまとめる

以上の内容で 市場買い上げ試験はおこなわれます。
 
そして、昨年平成19年度の入札結果は次のとおり。
2007年07月の欄を見ますと、国内登録検査機関である「財団法人電気安全環境研究所(JET)」と約1億5千万円で契約していることがわかります。
競争入札一覧表(委託費の類)   競争入札一覧表
 
経済産業省は、これほど多額の費用を投入して市場買い上げ試験(試買試験)を行い、常に電気用品の安全性に目を光らせています。
(うぅーん? でも一体何台市場買い上げ試験を行ったんだろうという単純な疑問を持ちました。仮に月20モデルで年240台。 結構大変なボリュームだなぁ)
 
市場買い上げ試験で不適合となる要因は大きくわけて2ケース。
ひとつは、そもそも電気用品の安全性に無頓着な届出事業者が技術基準適合確認を全く無視してしまったというケース。
もうひとつは、量産のバラつきにより不適合と判断されたケースです。
 
先に述べたケースは、届出事業者が電気用品を技術基準に適合させることなく出荷してしまったことが原因で招いた当然の結果であり、
電気用品は必ず技術基準に適合させましょう、と言うよりほか的確なアドバイスはありません。
 
今回注目したいのは、後に述べたケース。
ここでは、プロトタイプは技術基準に適合しているのに、完成品にバラつきがでてしまったことが原因で不適合になっています。
つまり、これは量産コントロールの低下が招いた結果と言えるでしょう。
 
製品の安全性を確保するには、プロトタイプを用いて技術基準適合確認を行うのはもちろんのこと、その後工場での量産コントロールにも十分に気をつけなければならないということですね。
 
 
 
 
 

Mac.jpgこんにちは、PSEジャパンの櫨山です。

突然ですが、皆さんはシェイク好きですか?ハンバーガーショップなどで買える冷たい飲み物-あの、シェイクです。
私は結構冷たいマックシェイクが好きで、季節を問わず買いに行きます。飲みやすいSサイズが登場して以来、よくドライブスルーに足を運ぶようになりました。もちろん出先でマックに立ち寄ることもあります。最近では全国各地のマクドナルドでメールチェックがてらシェイクを飲んでおります。
 
ところが、先日…。娘の指摘であることに気付きました。どうやら店頭での私の注文の仕方がおかしいというのです。
 
櫨山「シェイクSサイズください。」
店員「お味はいかがいたしましょうか?」
櫨山「普通でお願いします。」
店員「バニラでよろしいですか?」
 
全国どこへ行っても「普通で・・・・」と言っていた私。
娘には「その言い方はずかしい~、アラフィー世代はこれだから嫌やわ。」と言われました。
 
でも、バニラ以外を出されたことはありませんよ。
通じてるんだから、それでいいじゃないか!
 
その昔、今は80歳近くになる私の母が孫達を連れてマクドナルドに行き、
「マクドナルド2つ、持ち帰りでお願いします」と言ったエピソードを思い出しました。
機転を利かせた店員さんがちゃんとハンバーガーを2つ用意してくれたそうですが、まだ小学生だった私の娘たちに笑われたそうです。
 
あの時は、「これだから年寄りは…」なんて思っていた私。
なのに、まさか自分も「古い人間」の仲間入りをしていたなんて…ショックです。
 
しかし、もっとショックなことに、最近娘達が使う俗語についていけない私。
「アラフィー」っていったい何なんじゃ~??
 
もうご存知の方も多いと思いますが、アラフィーはAround 50(アラウンド・フィフティー)、アラサーはAround 30(アラウンド・サーティー)。もともと、アパレル業界などで使われていた言葉だそうですが、アラフォーAround 40(アラウンド・フォーティー)、つまり40前後の女性の仕事と恋愛をテーマにしたドラマが流行したおかげで、こうした俗語が一般に使われるようになったそうです。
 
最近「アラフォー世代」や「アラサー世代」、そして「アラフィー世代」なんて言い方をし、各年代前後の年齢世代を表します。確かに51歳の私は「50歳前後」ということで、「アラフィー(Around 50)」ということになるのでしょう。
 
だけど、「Around」という言葉はどうも気にいらない。「その前後」を指しているようで、なんとも歯切れが悪いと感じるのは私だけでしょうか。
 
どうせなら「オレは50歳以上だ!」と胸を張って、Over 50 (オーバー・フィフティー)と言えばいいじゃないか!
 
略して「オバフィー
 
おぉ…なんと潔い。それにかっこいい響き!
 
技術基準で定められるリミットにも「Over」 や「Under」という線引きはあっても、「Around」 なんてあやふやな表現はないぞ!
 
私は胸を張って、「オバフィー」であることを宣言します。
オバフィーにとって、アイスクリームの「普通」は白(バニラ)と決まっているんだぞ。
だって、オバフィー世代は白の「あいすくりん」で育ったのだから。
 
ひょっとして、「あいすくりん」を知らない若者もいたりして?

国宝松本城01.jpgこんにちは PSEジャパン株式会社の櫨山です。

 
出張で信州方面へ行く機会がありました。
信州はもう朝夕は涼しく感じられます。                                                  
                                                                                              
帰りに時間があったので、折角の機会に松本城に足を運んでみました。
国宝でもある松本城は、400年余の風雪に耐えて美しく風格のある姿を今に残していました。
 
 
内部は細い急な階段を登り、最上階の天主閣まで行けました。そこはまさに戦国時代にタイムスリップ。
 
天守閣の重い屋根を支えているのはテコの原理を応用した互い違いに組まれた柱でした。
400年もの昔にこのような優れた建築技術を駆使して城が建てられていたことに改めて
驚きました。
                                    
 国宝松本城02.jpg

 

 

 

信州はまさに“山の中”です。 3000m級のアルプスの山並みがそびえるなか、
“美味しい空気”を吸えたように思いました。

こんにちは PSEジャパンの櫨山です。

先週、移動中に時間があったので仙台市内で散髪に行きました。
おしゃれなサロンというよりは、いわゆる散髪屋さんといった雰囲気のところです。
私と同世代と思われるマスターが散髪と顔剃りをしてくれました。
温かい蒸しタオルをかけられてしばし至福の時間。
「ふぅ~気持ちいぃ」と、思ったのもつかの間…
 
そこで目にとまったのが、散髪椅子(理容いす)から出て床を這っている電源コード。
なんと、アース口出し線が…ちょん切られているではありませんか!!
やっぱり、ここでもか・・・。
 
仕事柄どうもこうしたことが気になってしまいます。
その店にある4台すべての理容いすをチェックしてしまいました。
 
このアース口出し線、もちろん取り付けはオプションではありません。
安全面で必要だから機器に取り付けられているのです。 
つまり、アースが必要な機器。
確か技術基準省令第1項 別表八でも「アースが施してあること・・・」という技術基準要求があったはず。
 
しかし問題は、日本の一般使用環境で実際にアースを取れる差し込み口が少ないということ。
一般家庭や店舗のプラグ差し込口にアース用の取り付け端子がついているのは本当に稀というのが
いまの日本の電設事情のようです。
 
きっと散髪椅子(理容いす)を設置したのが電気に素人な方だったのでしょう。
「おや?取り付け端子がないな。邪魔だからニッパーでちょん切ってしまえ。」
といったところでしょうか。
 
もちろんこれを取り付けなくても理容いすは動作するわけですから、散髪屋さんにとってはアースなんてどうでもいいこと
だったのでしょう。
 
これまでにも、
(1)行き場を失ったアース線が申し訳なさそうにブラブラしている。
(2)電源コンセントに不意に接触ショートするのを避ける為、アース線端子にビニールが被せられている。
が…やはりブラブラしている。
と、いうような光景に何度も遭遇したことがあります。
これは、理容いすに限らず、オフィスなどでもよく見かける光景です。
 
 
また、皆さんは「3 pin ⇒ 2 pin ACプラグ変換アダプター」と称するものをご存知でしょうか。
 
 
 
このようなものです。                                                   
これは、北米で汎用的に使われている3 Pin のプラグを繋ぎ2 Pinコンセントに差し込みできるようにする為のものです。実はこれの使用時においても、アース線が切られていることがよくあります。
上記のケースと全く同じです。
 
 
 ACプラグ変換アダプター.jpg
アースを取らないと、万が一機器が故障状態に陥った際、人が機器の金属部に触れたときに感電する
危険性があります。
 
でも、でも、でも、でも…「そんなの関係ねぇ~」(古いですね。)
と…いうことにはなりませんからお気をつけください。
 
確かに日本の電気使用環境は一般ユーザーにフレンドリーとは言えません。
機器にアース線がついていながら、それを差し込む口が整備されていないわけですから。
それに、日本はたかだか電圧が100Vだからとういう楽観的な考えがあるのではないでしょうか?
 
その昔、ドイツ人のエンジニアにアース口出し線付き電源コードセットを見せた時、
「こんなものでアースが確実に取れるか?
素人のユーザーにアースを接続させるなんて、ユーザーが付け忘れたら危ないじゃないか?」
と言われたことを思い出します。
 
彼の出身は商用電源電圧230V のヨーロッパ。
感電の危険、アース接続の考え方がしっかり定着している国から来た彼の意見は当然のものだったのでしょう。
今から思えば彼の指摘は当たっていました。
 
アース口出し線が切断された状況では、機器は規格用語でいうならば電気的にフローティング状態(浮いている状態)になっています。
 
個人的に申し上げれば、アース口出し線付き電源コードも変換プラグアダプターは好きではありません。
よろしくない、と思っています。このアース口出し線は10センチ程度のもので、何処にも取り付けのしようがありませんから、
そりゃ、ちょん切られる運命にあるでしょう。
 
アースが取れもしない実情にも拘わらず、電源コードセットのプラグは「アースを接続するのはユーザーの責任ですよ。取り付けないで事故があれば、それは取り付けなかった人の責任ですよ!」とでも言ってるように思われます。
 
日本独自のアース口出し線付き電源コード。
なんと、まぁ意味のない気休めであること。
それよりも、いっそ標準を北米汎用電源3ピンプラグのようにしてしまえばいいのではなかと思います。
ノイズ対策もその方が効果てきだろう。
しかし、それには今から日本中のコンセントを3ピン対応のものに替える作業をしなければならない訳で・・・。
堂々めぐりだね。
 アース口出し線付き電源コード.jpg
                             
散髪屋のしばしの「気持ちいぃ~」至福の時間から一転。
日本のコンセント電設事情まで思いを巡らせることになった櫨山でした。
(散髪屋から、えらい長々とアース事情のことを書いてしまいました。悪しからず!)
 
付け足し: 北米汎用電源コードセット:

いわゆる3ピンのプラグ付き電源コードセット
                                                                                    
(2ピンの入力刃 + アース用ピン)
アース用ピン は他の入力刃より長くなっています。
アース用ピンが他の入力刃より長くなっているのは、プラグが抜ける時に最後にアース用ピンが抜けるようにする為の構造です。
言い方を換えれば、最後までアースが接続されているということです。
(それだけアースが重要ということです。)
 
 北米汎用電源3ピンプラグ電源コード.jpg
 北米汎用電源3ピンプラグ寸法.jpg
 

 

sarusuberi1.jpgんにちは、 PSE ジャパンの櫨山です。

1ヶ月ぶりに実家を訪れました。
家の玄関先で 炎天下の下、薄紅色の奇麗な花をつける木に目がとまりました。
「百日紅(さるすべり)」の木です。 フリル状の花が結構かわいいです。
目立った花が少ない夏の季節、百日紅(さるすべり) 青空のもと自己主張をしています。
 
最近、出張が多く、新幹線の移動ばかりで、季節の移り変わりに疎くなっていました。
時間の流れが すごく早いように感じます。
ちょっとは季節の花をめで、季節の移り変わりを感じられるよう、気持の余裕を持ちたい
と思いました。
 
まだ残暑が続く夏の終わりのなかで、ほっこりして見つけた季節のひとコマでした。
さぁ また来週からも 夏バテしないで がんばりましょう。

こんにちは PSEジャパン の櫨山です。

マンションを経営している友人からこんな相談を受けました。

自分が所有するマンションに設置している電気コンロ(クッキングヒーター)がリコールの対象になっている。しかし、このメーカーはすでに倒産しており、管財人からリコールと製品の取り扱いに関する注意が記された手紙が届いた。修理や代替えの方法も見つからず途方に暮れている、という内容です。
すでにリコールが出されている製品であり、倒産している会社ですので、名前を挙げさせていただきますが、これは株式会社萬品電機が製造したラジエント式クッキングヒーター。4モデルがリコールの対象であり、6月24日のリコールからわずか一カ月ほど経った8月1日付で萬品電機は倒産しています。(プレスリリースでは、リコールが原因の倒産とされる。経済産業省の発表によれば、7月26日に事実上倒産。)
リコール理由は「外部からの電気的ノイズ又は操作部への水分等の浸入によりスイッチが入り、こんろの上に置いていた可燃物が焼損する恐れがあることが判明したため」としています。
(経済産業省-製品安全ガイド-リコール情報より)http://www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/080624-1.html
今回、特に、ご注目いただいきたいのが、最初の理由に挙げられた「外部からの電気的ノイズによりスイッチが入り…」というところ。つまり、目に見えないノイズが悪さをして電気コンロのスイッチが勝手に入ってしまうということです。
製品安全の観点から話をしますと、これはEMC(電磁共存性)のうち、EMS(電磁波に対する感受性=イミュニティ)に起因する事故であるといえます。電気機器からは多かれ少なかれ電磁波が出ています。実は、この電磁波が互いの電気機器に影響しあい、誤動作などを起こす原因となるのです。
こうした電磁波による電気機器への互いの影響を防止するために、EMC試験を行います。 EMCEMIEMS(電磁波に対する感受性=イミュニティ)という2つの概念に分かれます。EMI試験では機器から発生する電磁波(ノイズ)を測定することにより、これが他の機器に影響を及ぼさない規定限度内に納まっているかを確認します。一方、EMS試験では、一定のノイズを機器に印加することで(模擬環境を作り出す、機器が誤動作しないかどうかを確認します。)
8月1日に萬品電機の管財人により発行された「リコール製品のお知らせ」によると、リコール対象モデルの4モデルのうち、2モデルについて、今年1月10日以降に製造された製品は、「JIS C 61000-4-4」に適合しているとされます。http://www.manpin.co.jp/images/oshirase080804.pdf
この規格は、EMSの「EFT/Burst(電気的ファーストトランジェントバースト)」です。ということは、今回の不具合とされる「外部からの電気的ノイズ」とは、シャワリングノイズなのでしょうか。
ある機器のスイッチやリレー接点開閉時に発生したシャワリングノイズが、商用電源を伝わって、その電源に接続される電気コンロに誤動作を及ぼした…ということになるのでしょうか。
残念なことに、電安法の多くの技術基準ではEMS(イミュニティ)の規格が導入されていません。
 
先の6月17日付けで出された 電気用品安全法 省令第2項技術基準の改正では 多くのJ-IEC技術基準が最新のIEC規格にあわせて Up Dateされました。
改正された基準の詳細はこちら:
折角IEC国際規格に準拠していながら、いつも最新のIEC規格に追いついてないのがこのJ-IEC技術基準(省令第2項技術基準)の実情です。
このたびの省令第2項技術基準の改正でようやくJ-IEC60335-1(H20) – 家庭用及びこれに類する電気機器の安全が最新のIEC60335-1 第4版(国際規格)に準拠しUP Dateされました。 しかしながら、最新のIEC60335-1規格ではAmendment1, Amenndment2が存在しますが、今回の省令第2項技術基準の改正でUp DateされたJ60335-1(H20)にはAmendment1, Amenndment2は含まれていません。
実は、IEC60335-1ではAmendment1, Amenndment2ではEMSの「EFT/Burst(電気的ファーストトランジェントバースト)」の試験要求が含まれているのです。
電気用品安全法 省令第2項技術基準はEMS(イミュニティ)の面でIECにまだ1歩遅れをとっているということでしょうか?
機器から発生するノイズレベルが制限されているのみです(つまりEMIの要求)。しかし、こうした事故が現に発生しているわけですから、EMSについても早く強化しなければなりませんね。
ところで、話を戻して私の友人の悲劇と言えば…。
メーカーはリコール倒産してしまったわけですし、住民に正直に通知するやいなや、私の友人のもとには、住人から「どないなっとんねん! 食事が作れないから外食代を払え」とか、「子供が栄養失調になったらどうするんだ!」などと、すべての責任をに押し付けてくる「モンスター住人」からの抗議が今も続いています。
ようやく、管財人により、交換に応じることのできる業者が発表され、友人もこの業者に交換を依頼するそうですが、(類似の他社製品に交換。つまり、新品の購入です。)もちろん費用は友人が負担しなければなりません。
「昔なら、『何を寝ぼけたことを言ってるんですか。まさか電化製品のスイッチは勝手に入らないでしょ!幽霊の仕業じゃありませんか?』ですべてが片付いていたよねぇ」と、友人。
確かに、EMCの概念が全く知れ渡っていなかった頃、「幽霊」もとんだ濡れ衣をかけられていたのかもしれません。 
「うらめしや~」・・・
 

Air.jpg 今日は電気製品の空輸について。所謂国際宅急便。

先日、お客様と打ち合わせをしていて大変興味深いお話を聞きました。
 
とある電気製品のサンプルを台湾から空輸した時のこと。
日本に届いたサンプルを開けてビックリ。
外郭は乱れ、中身が壊れ、サンプルが散々な形で到着したというのです。
 
台湾側の梱包の仕方が悪いのではないかと、緩衝材を増やしたり、外箱を改善するよう台湾メーカーに申し出たりといろんな手をつくしました。
が、しかし…。どんな手を使っても、毎回中身はぐちゃくちゃ。ヒドイ時には衝突で出来た傷とは思われないような「壊れ」や、電源線を引っこ抜いた後までありました。
 
そこでようやく気付いたのです。
壊れた外郭や電源線、箱の中に散在した内蔵部品は、輸入におけるいずれかの段階に意図的に行われたのだ、と。
 
最近では、テロ対策や何やらと、空路による電気製品の輸送にも警戒体制がひかれているらしく、
例えば、一見して箱型のいかにも時限爆弾を連想させるような機器などの場合、「念のため」、あらゆる接続線を断線しておこうということなのでしょう。
それにしても、ニッパーなどで断線されているのならまだしも、「引っこ抜き!」や「むしり取り!」の無残な方法で断線されていることが多いというのです。
 
全部バラして部品で空輸したら、台湾メーカーが梱包したそのままの形で到着したそうです。
 
私も飛行機にはよく乗りますが、最近では機内持ち込み荷物の制限が厳しいですよね。
化粧品などの液体物の制限もあり、遠距離の海外旅行ともなれば、男性よりも女性客が大変なのだそうです。
もちろんセキュリティ第一。厳しく取り締まっていただけるほうがよいのですが。
 
電気製品とテロ対策…。
まさか、テロ対策が我々の身近なところにまで及んでいるとは思いもよりませんでした。
 
 

 

最近のコメント

櫨山泰亮様からのコメント
PSEジャパン株式会社の櫨山で
TM様からのコメント
いつも拝読させて頂いています。

アイテム

  • たこ焼き.jpg
  • たこ焼き屋.jpg
  • Mac.jpg
  • 国宝松本城02.jpg
  • 国宝松本城01.jpg
  • ACプラグ変換アダプター.jpg
  • アース口出し線付き電源コード.jpg
  • 北米汎用電源3ピンプラグ寸法.jpg
  • 北米汎用電源3ピンプラグ電源コード.jpg
  • sarusuberi1.jpg


ページの先頭へ